第43回福井県特別支援学校教育研究大会 報告
 
 全体会は8月9日に本校を会場に集合型で行われ、県内の教職員83名の参加がありました。金沢大学 教授の吉川一義氏による講演会は、7月25日から8月8日の間にYouTube配信され、県内外の教職員 約300名の方に視聴していただきました。当日は、開会式・全体発表の後、各学部に分かれて、授業研究会が行われました。授業研究会は、指定授業の動画を視聴した後、授業についての意見交換を行いました。後半は、指定授業の内容を通して、本校の研究についてワーク活動などを体験していただきながら、協議を行いました。新型コロナウイルス感染症対策として、会場を8会場に分けて行いました。小学低学年・小学部高学年・中学部は、同じ指定授業で2会場に分かれて行ったので、必要に応じて、オンラインでつないで行いました。また、大雨の影響で嶺南地区の特別支援学校の先生方の来校が難しくなったので、小学部高学年の1会場、中学部の1会場と嶺南地区の特別支援学校をオンラインでつないで授業研究会に参加していただきました。
 分科会は、8月10日に、4つの特別支援学校が担当し、オンラインで行いました。午前の部を福井東特別支援学校・福井南特別支援学校、午後の部を福井特別支援学校・嶺南西特別支援学校が担当しました。県内外の教職員約200名の参加がありました。それぞれの学校の協議の着眼点に沿って、実践発表やグループ協議が行われました。最後に助言者より助言を受けました。
 全体会・分科会ともにたくさんの先生方に参加していただき、本校の研究テーマや分科会担当校のテーマについて、他校の先生方と一緒に改めて考える機会となりました。